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貝毒で潮干狩りに異変

投稿日:2017年4月22日 更新日:

潮干狩り場がオープンできない!

ゴールデンウイークの時期に代表的なレジャーと言えば潮干狩りだが、
全国一のアサリの漁獲量を誇る愛知県では
一部の潮干狩り場がオープンできない事態となっている。

春と秋に旬を迎えるアサリ。
ゴールデンウイーク中は潮干狩りシーズンもピークを迎える。
そんな中、アサリの漁獲量が全国一の愛知県で、ある異変が起きていた。

愛知県では先月25日、
西尾市や蒲郡市にかかる幡豆海域でとれたアサリから、
規制値を超える麻痺(まひ)性の貝毒が検出された。
そのため県は、幡豆海域のアサリの出荷と
潮干狩りの自粛を呼びかけている。

愛知県内では、かねてからのアサリの不漁に加え、
貝毒の影響で6割の潮干狩り場が休業しているという。

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旅館にも影響

この時期、アサリのみそ汁や鍋を出している旅館にも影響が出ている。

マルトラ別館・石川圭一料理長「漁師さんがとってはダメということで、
とれない状態なので、品物(アサリ)が入ってこない状態ですね。
潮干狩りができないことでキャンセルされるお客様とか、
(地元のアサリが)食べられないと伝えたら『じゃあ今回はキャンセル』
と」

毒は加熱しても減らない

貝毒とは、アサリなどの二枚貝が、
エサとして毒のあるプランクトンを食べることで毒を持ち、
この貝を食べた人が中毒症状を起こすことだ。

貝毒に詳しい北里大学海洋生命科学部・佐藤繁教授によると、
一番危険なのは麻痺性貝毒。
かなり短い時間に麻痺性の急性症状(が起き) 
場合によっては死に至ることがあります。

今回、愛知県で規制値以上検出されたのも麻痺性貝毒。
佐藤教授によると、食べて数十分で唇や指先などにしびれを感じ、
ひどい時には全身に広がって動けなくなるという。

また、加熱しても毒は減らない。
みそ汁にして身を食べずに、
汁だけ飲んだ場合でも中毒が起きます。

水に溶けやすく、加熱しても効果はないという貝毒。
もとになるプランクトンが春から初夏の時期に活発になるため、
一番危険だという。

貝毒は愛知だけでなく、
今年は大阪や高知でも報告されていて、
3年前には茨城県のムラサキイガイから検出されている。

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潮干狩り場や漁協などでは定期的に貝毒の検査を行っているが、
事前に各自治体のホームページなどで確認する必要がありそうだ。

貝毒とは

アサリなどの二枚貝類は、
希に、海域に特定のプランクトンが特異的に増殖すると、
そのプランクトンを摂食して
毒を体内に蓄積することが知られています。

貝毒には麻痺性貝毒と下痢性貝毒の2種類があり、
麻痺性貝毒では舌、口唇のしびれや運動失調、
下痢性貝毒では下痢・腹痛等といった特有の症状が現れます。
貝毒は調理などの加熱では消えません。

貝毒の原因となるプランクトンは、
麻痺性ではAlexandrium属、
下痢性ではDinophysis属が知られています。
前者は主に春先、後者は夏に多く発生します。

貝毒は、海水中の原因となるプランクトン密度が低くなると、
徐々に貝の体内から排出されて消失します。
海のプランクトン量を定期的に調べることにより、
貝毒の発生予察を行うことが可能です。

貝毒の監視体制について

愛知県は、アサリ日本一の生産県として、
消費者に安全なアサリを届けられるよう、
定期的なモニタリングを行っています。

貝毒原因プランクトン調査

水産試験場の調査船により、
伊勢・三河湾において
定期的に貝毒原因プランクトンの調査を行い、
プランクトンの異常発生時には
迅速な対応がとれるように努めています。

貝毒検査

行政と業界が連携して、
アサリを中心に貝毒の検査を行っています。
検査は、県が実施する「行政検査」だけでなく、
愛知県漁業協同組合連合会による「自主検査」も行われています。
また、プランクトン調査の結果、
貝毒発生の恐れが高くなったときには臨時検査を行い、
モニタリングの密度を高めています。

出荷自主規制

このように厳重な監視を行い、
貝毒発生時には出荷自主規制の指導を行うことで、
毒化したアサリが水揚げされない体制をとっています。

貝毒の毒量には、規制値が設定されています。
麻痺性貝毒では貝のむき身重量1グラム当たり 4MU(マウスユニット)、
下痢性貝毒では貝のむき身重量1キログラム当たり
0.16mgOA(オカダ酸)当量を超えた場合、
当該海域の生産者は、直ちに出荷自主規制を行い、
毒化した貝類が市場に出回らないようにします。

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