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病気

気象病や天気痛とは?その原因や対策、改善法や予防法について

投稿日:2017年6月13日 更新日:

今回は気象病や天気痛とはどんな病気なのか、
原因や症状、対策について全てご紹介します。

台風や雨の日に原因不明の頭痛や膝の痛みに悩んでいませんか?
気象や天気の変化によって、
偏頭痛や目まいの症状に襲われたり関節が痛むなど、
原因不明の症状に悩む方が多いのが、気象病や天気痛です。

そこで今回は、気象病や天気痛の原因を理解して、
いち早く頭痛やめまい、ひざ痛などの症状の改善や予防法について
詳しくご紹介します。

気象病・天気痛とは

古くから「天気が悪くなると古傷が痛む」
「神経痛がひどくなったから雨が降る」と言われてきました。
こうした天気に連動して起きる痛みを
「天気痛(てんきつう)」といいます。

さらに、痛みだけでなく、気圧や気温、
さらに湿度の変化が大きく影響して起こる症状全般を
気象病といいます。

気象病とは、気圧や気温など気象の変化により、
人体が影響を受けて、様々な体調不良があらわれたり、
症状が悪化する病気の総称をいいます。

代表的なものとして喘息、めまい症、うつ病、頭痛、関節炎、
吐き気、心臓発作、脳出血などが知られています。

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気象病や天気痛の原因

気象病や天気痛は、
自律神経の乱れや血管の拡張が原因で起こります。

自律神経のバランスの乱れによる交感神経優位のストレスや、
拡張した血管が神経を圧迫刺激することで 、
痛みや体調不良を発生させます。

この自律神経の乱れや血管の拡張は、
天気や気圧、気温、湿度の変化が原因であることが知られています。

気象の変化により耳奥の内耳のバランスが崩れるため、
脳が混乱しストレスを感じて交感神経が優位となり、
交感神経が痛覚を刺激します。

そのため、古傷が痛みだしたり、
様々な体調不良があらわれるのです。

しかし、まだメカニズムの詳細は解明されていません。
メカニズムが解明されて、
より根本的な治療や治療薬が開発されることが期待されています。

気象病や天気痛の症状

気象病や天気痛の症状は、
自律神経の乱れや血管の拡張からくる症状が一般的です。

それでは、どのような症状があるのか、詳しく見ていきましょう。

(1)頭痛

気象病や天気痛で起こる頭痛には偏頭痛と緊張型頭痛があります。

まず、気象病で起こりやすいのは偏頭痛です。
偏頭痛は頭の片側のこめかみから目にかけて、
ズキズキ波打つように痛むのが特徴です。

次に緊張型頭痛は、後頭部から首筋にかけて重苦しい漢字、
頭をベルトで締め付けられているような圧迫感を感じるのが特徴です。

(2)めまい症・ふらつき

気象病には、めまいやふらつきの症状が起こることもあります。

めまいは、気圧の変化によって自律神経が乱れ起こります。
乗り物酔いのような、目が回るようなクラクラとした感覚が特徴です。

ふらつきも自律神経の乱れが原因で起こります。
フワフワした感じがするのが特徴です。

(3)吐き気

気象病の症状であるめまいは、吐き気を伴うこともあります。

立って歩くことすら困難で、
周囲のものがグルグル回って見えるほど激しいめまいの症状の時は、
同時に激しい吐き気・嘔吐を伴うことが多いです。

(4)倦怠感

気象病では倦怠感の症状が現れることもあります。

目に見えない気圧の変化で、
からだが重くダルイが続いたり、疲れがとれにくくなります。

(5)イライラやモヤモヤ感

気象病ではイライラやモヤモヤ感の症状が現れることもあります。

気象の変化による自律神経の乱れから、ストレスを感じたり、
体調不良や持病の悪化などが起こるため、
イライラやモヤモヤしやすくなります。

(6)腰痛・肩こり

気象病や天気痛では腰痛や肩こりの症状が現れることもあります。

気圧の変化により自律神経が乱れ、
血行が悪くなることで腰や肩などの痛みを感じやすくなります。

(7)関節痛・神経痛

気象病や天気痛では関節痛や神経痛の症状が現れることもあります。

気圧の変化により拡張した血管が、
神経を圧迫刺激することで関節痛や神経痛を引き起こします。
特に膝の痛みを訴える方が多いです。

(8)蕁麻疹(じんましん)

気象病では蕁麻疹の症状が現れることもあります。

蕁麻疹の原因は多種多様で、
原因が分からない蕁麻疹はとても厄介なものです。
気圧の変化により自律神経が乱れ、
蕁麻疹や帯状疱疹を発症する方が多いことが分かりました。

(9)メニエール病

気象病ではメニエール病を発症することもあります。

メニエール病は、クルクル回転するようなめまいと
難聴・耳鳴り・耳閉感の4症状を同時に繰り返す内耳の疾患です。
春先や秋口の急な温度変化でおこりやすいとされています。

(10)古傷の痛み

古くから「古傷が痛むと雨になる」などともいわれてきました。
天気痛の代名詞になっています。

さらに、気象病をきっかけに新たな病気になったり、
既存病(持病)の症状が悪化する場合もあります。

たとえば、喘息・アレルギー・リウマチ・心臓発作・脳出血など、
中には命に関わる病気もあるため、十分に注意する必要があります。

また、気象病の方の中には、誰にも体調が悪いのを理解してもらえず、
悩んでうつ病にまで発展してしまう方も少なくありません。

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気象病や天気痛になりやすい季節

気象病や天気痛は気圧や天気の変化で起こるため、
春や秋など気温や湿度、気圧の変化が激しい
季節の変わり目に発症することが多いです。

気象病や天気痛の改善・予防法

気象病や天気痛の症状は人によって様々、感じ方が異なってきます。
天気の変化と自身の体調との関連性を把握し、
自らの状況に合った対策や予防法をとられると良いでしょう。

そこで、気象病や天気痛に共通して考えられる
改善や予防法についてご紹介します。

(1)くるくる耳マッサージ

気象病の原因は敏感耳にあり、
気圧が下がると内耳が脳に体の収縮を命令するため、
血管が収縮して頭痛になります。

肩こりや体の不調も同じ原理とされています。

対処法としまして「くるくる耳マッサージ」をご紹介します。

➀耳を軽くつまみます(両耳同時でも可です)

②耳を上下横に各5秒ずつ引っ張ります

③耳を軽く後ろに向かって引っ張りながらゆっくり5回まわします

④耳を包むように折りたたみ5秒間キープします

⑤耳全体を手のひらで覆い、
 後ろに向かってゆっく円を描くように5回まわします

これを朝昼晩の3回行います

耳をつまんだり、引っ張る時は痛みが出ない程度の強さで行いましょう

早い方では5日ほどで効果を実感されたということですので、
毎日続けると効果が期待できそうです。

(2)耳当て

気象病でお悩みの方には耳が冷えている方が多いそうです。

そのため、耳を暖めることで、
気象病や天気痛の症状を緩和することができます。

耳当てはとても簡単な方法ですので、ぜひおためしください。

➀まず、違和感がある方の耳に手の平を当てます
 両耳に違和感がある場合は両方の手の平を両耳に当てます

②そのまましばらく手の平で耳を温めます

耳を温めることで気象病や天気痛による体の痛みを和らげる効果があります。

簡単で手軽な「耳当て」は、
気圧の変化による職業病にお悩みの客室乗務員の方々も
実践されてる方法だそうです。

いつ、どこでも、簡単にできるのがいいですね。

(3)ツボ

手首には「内関」という酔い止めに効くとされているツボがあります。
実はこの「内関」は、自律神経の働きを整えるため、
気象病や天気痛にも良いとされています。

手のひらを上に向けて、手と手首の境目のしわに指を三本置いたところが
「内関」のツボです。

➀まず、内関と思われるツボを見つけたら、主に親指の腹を使って指圧します。

②押す強さは、痛いほどに強くせず「イタ気持ちいい」くらい程度にします。
 力を入れる時に息を吐き、力を抜くときに息を吸います。

③これを5~10回繰り返します。

何度も指で押すのが面倒であれば、
「ツボ押しリストバンド」の活用もオススメです。
有名なのは「シーバンド」という、
妊婦さんのつわり対策として開発された指圧バンドです。

(4)酔い止めの薬

気象病や天気痛は「乗り物酔い」とメカニズムが同じなので、
酔い止め薬も効果があります。

乗り物酔いは内耳と脳をつなぐ前庭神経の混乱が原因で起こるので、
気象病や天気痛と発症の仕組みが似ています。
そのため、酔い止め薬は効果があるとされています。

(5)天気予報を見る

気象病や天気痛の予防法の1つは天気予報を見ることです。

天気予報を見ることで、痛み出すタイミングや痛む期間などを
事前に予想できため、心の準備ができますし、体調不良や痛みがひどくなる前に、
ゆっくり体を休めて体調を整えたり、痛み止めを飲むなど対処が可能となります。

そのことから、ストレスも軽減され、痛みの緩和にも繋がるとされています。

(6)ストレスや疲れを解消する

ストレスや疲れを感じている場合にはなるべくそれを解消することも必要です。

夜寝る前に好きな音楽を聴いたり、好きな作家の本を読んだり、
リラックスする時間を作りましょう。
また、ヨガやストレッチで体を伸ばしたり動かしてストレスを解消しましょう。

(7)エアコンを使いすぎない

冷暖房を使いすぎないということも、
気象病や天気痛の改善や予防に重要なポイントです。

本来、我々人間には外気温の変化に対応できる適応能力が備わっています。
しかし、エアコンを使用することで、室内外の温度や湿度差が大きくなり、
自律神経が乱れる原因となります。

冷暖房を使用する際は、外気温との差が大きくならないようにしましょう。

(8)睡眠をしっかりとる

気象病や天気痛は、不規則な生活や睡眠不足による体の疲労、
免疫力の低下によっても、発症または悪化します。
疲れを感じた場合は無理をせず、しっかりと体を休めましょう。

睡眠をとることで成長ホルモンが分泌され、体の不調を修復、回復し、
免疫力も高めてくれます。
8時間程度の睡眠をとることをお勧めします。

(9)病院に行く

お近くに気象病や天気痛の専門外来があれば、そちらへ。
ない場合、多くの症状は内耳に関係することが多いので、
耳鼻科がおすすめです。

また、肩や背中、腰などの痛みがひどい場合は、
整形外科や接骨院を受診しましょう。
いずれも問診の際に、気象や天気の変化で体調を崩していることを、
きちんと伝えましょう。

いつもの症状と違うなど、おかしいと感じた時は自己判断せず、
病院に行き診察してもらうことを推奨します。
ただの天気による不調だと思っていても、
心臓や脳の病気など、思わぬ病状であることもあります。

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