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病気

致死率は約3割!マダニ感染症とは?

投稿日:2017年7月27日 更新日:

日本国内で致死率30%のウイルス感染症が急増中

致死率約3割という出血性のウイルス感染症、
「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)の報告が相次いでいる。

致死率30%の新興ウイルスが日本に定着している。

症状からいくと、ほとんどクリミア・コンゴ出血熱と一緒。

クリミア・コンゴ出血熱は、
エボラ出血熱等と同じく危険性が最も高い
「バイオセーフティーレベル4(BSL-4)」
に分類されている致死性ウイルス。

平成25年1月30日、重症熱性血小板減少症候群
(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome: SFTS) の、
日本国内での初めての症例
(山口県内で平成24年秋に亡くなられた成人)
が確認された。

13年1月に日本人初の患者報告以降、
14年7月末までに患者数85人、うち26人が死亡、
その後も症例の報告が増えています。

2012年以降、
既に国内で100例近い感染が報告されており、
いずれも西日本で発生しています。

厚生労働省は、
日本全国で発生する可能性があるとして注意を呼びかけている。

ダニ媒介性の新しい感染症として、
厚生労働省も注意喚起をしている。

もう身近な問題として取り組まざるをえない。

日本国内でも症例が増えており、
研究者は対策を急いでいる。

日本で確認されたSFTS患者発生地は、
2014年8月21日現在、発生はいずれも西日本に集中。
生存例65、死亡例30。

重症熱性血小板減少症候群ウイルスとは、
ブニヤウイルス科フレボウイルス属に属するウイルスの一種。

重症熱性血小板減少症候群ウイルス = SFTSウイルス。

重症熱性血小板減少症候群 (SFTS) の
病原体として同定されたウイルス。

SFTSは2011年に中国の研究者らによって発表された
ブニヤウイルス科フレボウイルス属に分類される
新しいウイルスによるダニ媒介性感染症。

近年、中国の中央部等7省でも流行が見られている。

日本のSFTSウイルスは
最近発生したものではなく
ウイルスそのものは昔から存在しており、
患者の病原体を同定して初めて発見されたものと考えられている。

最近になって発見された新興ウイルスである。

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SFTS(重症熱性血小板減少症候群)の症状

フタトゲチマダニは、
SFTSウイルスを媒介するマダニの一種。

SFTSウイルス(SFTSV)に感染すると
6日~2週間の潜伏期を経て、
発熱、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)
が多くの症例で認められ、
その他頭痛、筋肉痛、意識障害や失語などの神経症状、
リンパ節腫脹、皮下出血や下血などの出血症状などを起こす。

重篤化すると死亡する。
致死率は10~30%。

高い致死率を示すとても危険な病気である。

感染経路はマダニ(フタトゲチマダニなど)
を介したものが中心だが、
血液等の患者体液との接触により
人から人への感染も報告されている。

確定診断には、ウイルス学的検査が必要となる。
なお、患者がマダニに咬まれたことに気がついていなかったり、
刺し口が見つからなかったりする場合も多くある。

治療は対症的な方法しかなく、
有効な薬剤やワクチンはない。

中国ではリバビリンという抗ウイルス剤が使用されているが、
効果は確認されていない。

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感染を予防するには

マダニのSFTSウイルス保有状況は、
発症例の報告されていない西日本以外の地域でも、
SFTSウイルスの存在が確認されており、
今後注意が必要である。

マダニは東日本にも生息し、
SFTSウイルスを保有しているものも発見されている。
つまり日本国内ではどの地域でも感染する可能性がある。

マダニが媒介するウイルス感染症
「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」を予防するためには、
マダニに咬まれないようにすることが重要となる。

マダニの活動が盛んな時期(春から秋)になっていることから、
森林や草むら、藪などに入る場合には十分注意すること。

山などに入る場合は、
なるべく肌を露出させないことが重要である。

2013年1月1日以降に発症したSFTS症例の発症時期は、
春から秋にかけての発症が多い。

布団などに発生する他のダニなどでは感染しない。

現在のところ、
マダニ以外のダニがこのウイルスを媒介することは
確認されていない。

インフルエンザなどのように
容易に人から人へ感染して広がるものではないとされている。

ただし感染者の血液、
体液の接触による感染も報告されているため
充分に注意が必要である。

高齢者や、ほかの病気で免疫状態が悪い場合は、
重症化のリスクが高いと考えられている。

死亡例のデータを見ても、
高齢者の致死率は特に高い。

DEET(ディート)と呼ばれる化合物が含まれる
虫よけスプレーを使用することも効果的である。

ただし、日本で発売中のスプレーの濃度は
最高でも12%で効果の持続は約2時間。
長時間、野山に入る場合は2時間ごとに
虫よけスプレーを使用する必要がある。

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